【東京】エクステリア工事の見積もりを取る際のポイントを解説

予算の範囲を決める

エクステリア工事の予算は、工事内容と規模によって大きく変わってきます。まずは概算予算を立て、その範囲で工事の優先順位を付けましょう。部分工事の場合は、さらに予算を絞り込む必要があります。例えば、門周りの工事は30万円程度、カーポートは50万円前後など、優先順位の高い箇所から計画を立てると良いでしょう。

ただし、デザイン性を重視したり、高級素材を取り入れたりすると、一般的な相場を大きく上回る可能性もあります。複数の業者から見積もりを取ることで、ある程度の予算の幅が見えてくるはずです。

複数の業者に見積もりを依頼する

エクステリア工事の見積もりでは、相場を把握し、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。少なくとも2～3社程度から見積もりを取ることをおすすめします。なぜなら、同じ工事内容でも業者によって以下のような違いが出るためです。

• デザイン
• 素材の選定
• 施工方法
• 経費の計算方法（諸経費の有無など）

そのため、複数の見積もりを比較検討することで、予算内で満足のいく仕様を選ぶことができます。ただし、単に安い業者を選ぶのではなく、デザインやアフターフォロー、実績などを総合的に判断する必要があります。

見積書の項目を確認する

見積書には様々な項目が記載されています。主な項目とその概要は次のとおりです。

• 仮設工事：工事を行う際の仮設費用
• 土工事：敷地の整地・掘削・埋め戻し工事の費用
• ブロック工事：ブロック塀やブロック積みの費用

特に「一式」と書かれている項目は内訳が不明瞭なので、できるだけ細かく内訳を明記してもらうようにしましょう。

見積書には工事の条件なども記載されているため、自分の要望と合っているか確認が必要です。

設計図面を用意する

外構工事は敷地の条件によって大きく左右されるため、設計図面を提示することで業者は正確な敷地の情報を把握できます。敷地の寸法、高低差、家屋の位置関係などの情報が分かれば、適切な外構プランを提案することができます。

設計図がない場合、業者は概算での見積もりとなり、実際の施工時に予期せぬ追加費用が発生するリスクがあります。そのため、設計図面があれば見積もりの精度が高まり、計画変更や追加費用の発生を防ぐことができます。外構工事に満足のいく仕上がりを求めるのであれば、設計図面を用意しておきましょう。

要望をしっかり伝える

外構工事の見積もりを依頼する際には、自分のイメージや希望をできるだけ具体的に伝えることが大切です。例えば以下のようなことを業者に伝えると良いでしょう。

• 庭に欲しい要素（ガーデニングスペース、テラス、ウッドデッキなど）
• 車庫やカーポートの必要性
• フェンスやゲートの希望デザイン
• 照明やライトアップの要望
• 植栽や緑化に関する希望

事前に図面やカタログなどを用意し、イメージを共有することで業者との認識のずれを防ぐことができます。要望をしっかり伝えることで、自分の理想に合った見積もりを得られるでしょう。

DIY部分を明確化する

エクステリア工事の見積もりを取る際、業者に依頼する部分とDIY（自分で行う作業）の部分を明確に分けることが重要です。DIYは費用を抑えられますが、作業の難易度に応じて適切に判断しましょう。例えば、門まわり工事ではDIYが比較的難しいため業者に任せたほうが無難です。一方、植栽や物置の設置などは、ある程度の知識があればDIYできる場合があります。

DIY部分を明確化することで、業者に正確な工事範囲を伝えられ、適正な見積もりを得やすくなります。DIYの範囲が不明確だと、二重に費用が発生するリスクがあります。DIYを行う際は、必要な道具や資材、作業時間などを事前に確認し、自身の技術力に見合った計画を立てましょう。

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